2007年2月23日金曜日

特別鑑賞券

チケットぴあ、ポレポレ東中野にて発売中。
当日一般1500円、大学生1300円、中学・高校・シニア1000円、小学生以下700円

2007年2月20日火曜日

<監督の言葉>


<監督の言葉>

真実で、生き生きとし、涙を誘い、人の心を打ち、見る者の気持ちを昂揚させ前進させること、それをこの映画は目指している。(中略)
 墨脱(モォトゥオ)に分け入ること、それは人生の旅を一通り経験することである。それは人の心を揺り動かす道であり、魂を清めてくれる旅なのだ。  

監督:ハスチョロー/哈斯朝魯(Hasizhaolu)

<作品解説>

<作品解説>

老人はなぜ最後の秘境墨脱(モォトゥオ)へ向かったのか

 山登りを趣味としていた上海のある老人は、死ぬまでに100の山を征服しようと各地へと旅に出た。しかし中国西蔵(チベット)自治区の山奥にある墨脱(モォトゥオ)という土地には、自動車が通行できるような道もなく、そこの子供たちは学校に通うのにも数千メートルの危険な山を命がけで歩いて行かねばならなかった。それを知った老人は私財をはたいてモォトゥオに学校を作り、今はそこに暮らしているという。
 そんな老人の存在を知り、心を打たれた上海の新聞記者ワンは老人に会って取材するべく、麓の村までやって来た。そして、その老人を診察する為にやって来たわがままな女医、地元の校長やその娘らと共に、中国最後の秘境モォトゥオへの過酷な旅へと出発するのだった。しかし一行のモォトゥオへの道のりは困難と危険を極め、熱帯性森林、激流、峡谷、断崖絶壁を通り抜け、突然襲ってくる雪崩、猛吹雪、土石流にも直面しなければならなかった。

中国で唯一自動車道路の通らないチベット奥地での撮影

 国内に多数の映画撮影所を抱える中国。本作はそのひとつ、内蒙古(内モンゴル)自治区の内蒙古映画撮影所で製作された。そして、監督のハスチョロー(哈斯朝魯)は、地元モンゴル族出身の映画監督である。
 物語は実話のルポルタージュ「走進墨脱」をもとにして作られた。チベット自治区東南部の墨脱(モォトゥオ、メド)県は、ヤルンツァンポ大峡谷や巨大瀑布群、希少動植物の生息地域として、あるいはヒマラヤの雪男「イェティ」などの伝説で知られる秘境で、いまだ自動車道路の通らない中国唯一の土地である。このことからも墨脱(モォトゥオ)が「中国最後の秘境」と呼ばれる由縁の一端がうかがい知れるだろう。しかし2005年中国交通庁によりチベット自治区内の道路を延長することが発表され、2010年までには墨脱県にもとうとう自動車道路が建設される見込みである。
 

紅い鞄—モォトゥオ探険隊


この度公開に当たりまして、より多くの観客層を呼び込むため、急遽ではありま
すが、公開タイトルを変更させていただくことになりましたのでご案内いたしま
す。
変更後の公開題は、『紅い鞄—モォトゥオ探険隊』となります。劇中に登場する
少年が執着した紅い色のカバン(リュック)を前面にアピールすることによって
より効果的に小中学生への浸透をねらう意図でこのような変更となりました。ど
うぞ、よろしくお願い申し上げます。

上映情報

2007年3月24日(土)より
ポレポレ東中野にて公開!
http://www.mmjp.or.jp/pole2/susumemoutoutankentai.htm
<タイムテーブル>
12:40/14:45/16:50/18:55

2007年2月19日月曜日

〈スタッフ〉

〈スタッフ〉
監督: ハスチョロー/哈斯朝魯(Hasizhaolu)

脚本: ハスチョロー/哈斯朝魯(Hasizhaolu)
     ワン・シャオオウ/王曉鴎(Wang XiaoOu)
撮影: チェン・ホン/陳宏(Chen Hong)
編集: チャン・チエンホワ/張建華(Zhang JianHua)
美術: オン・ホー/恩和(En He)  
音楽: シー・チーヨウ/史志有(Shi ZhiYou)

出演: スン・ミン/孫敏(Sun Min)
     ボオ・ホン/博弘(Bo Hong)
     パイマーチュエツァ/白馬却扎(Baimaquezha)
内蒙古電影制作厰(Inner Mongolia Film Studio)
世紀英雄電影投資(Century Hero Film Investment)
電影頻道節目中心(Movie Channel Programme Center)

配給: 株式会社光文
宣伝: MOVYSON
配給協力: ポレポレ東中野

協力:
 特定非営利活動法人日中体育環境教育整備協会
 日中コンテンツビジネス交流会 
 社団法人日中協会